高野氏の自宅に近い地域で、台風の影響で木が倒れてつぶれかけた家=千葉県鴨川市(c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 高野孟(たかの・はじめ) 1944年東京生まれ。68年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。 9日に関東地方に上陸した台風15号の影響で、千葉県内では今も停電が続く。なかには水道が止まっている地域もあり、復旧が遅れた地域に住む住民の疲労はたまり続けている。2007年に千葉県鴨川市の山中に移住したジャーナリストの高野孟さんも被災者の一人だ。台風直撃の後から、どんな日々を過ごしたのか。被災者の一人として自ら