「津原氏の炎上商法ではないか」 などと変な疑いを小説家の津原泰水さんにかけている花田紀凱Hanada誌編集長は、よそ様のことに変な口を出しているのだから、この方がよほど炎上商法だと非難されている。 そもそも、ネットスラングとして「炎上」という言葉ができるよりはるか以前から『週刊文春』などで常套手段としてきた雑誌業界の連続放火魔が言うのは滑稽であり、まさに天に唾で、ネットスラングでは「ブーメラン」である。 ただしブーメランとは戻って来て取ってまた投げるの反復で追い詰める武器だったのであり、「天に唾」の意味で言うのは不適切な喩えだ。こんな変な用語を使用するのはHanadaを読んでいるようなネトウヨが専らである。 「本は『売れるもの』ではなく『売るもの』です」 そう記者会見で豪語したのが角川春樹社長であった。この人の下にもともと幻冬舎の見城徹社長はいて、その発想を引き継いだ出版人のはずだ。流通で