11月19日は国際男性デーだということを、どのぐらいの人が知っているだろう。昨年のこの日、たまたま読んでいたネット記事でこの言葉を見て覚えているのは、あるデンマークの男性が語っていた一言だった。 「これだけ女性が社会の中で虐げられているという事実(Metooから一年と少しがが経った時期だった)があふれている世の中で、男性がいったい今何をその日に祝えと言うんだ。」 その時はわたしもその言葉に全くもって同意だったし、それ以上、この日の意味について考えることはなかった。 しかし今年は少し様子が違うということには気づいていた。フォローしているインスタや聞いているポッドキャストなどで、男性が男性でいることからもたらされる窮屈さ、苦しみ、悩みなどについて、目にすることが多くなったからだ。そして、ハッシュタグ "#MANDPÅMANGEMÅDER" (男として多様であること)という言葉にもちらほら出くわ