もう何年も前に読んだ本なので正確には覚えていないが「気配りのススメ」という本の中で、多くの人の顔と名前を覚えていることが「頭のよさ」として書かれていた。確かに昔は記憶力のいい人、なんでも物事を知っている人が「頭がいい人」として賞賛されていたように思う。 しかし今日では、どれだけ記憶力がよくてもメモリチップにはかなわないし、どれだけ物知りでも検索エンジンにかなわない。なので記憶力のいい人、物を知っている人のことが、「頭がいい人」と形容されなくなってきているように思う。 これから人工知能が、急速に進化していく。そうなれば「頭のよさ」の定義ってどう変化していくのだろう。 そういう観点で最近、『世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』(丸 幸弘著、日本実業出版社)と、『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(ティナ・シーリング著、CCCメディアハウス)という2冊の本を読んだ。
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