中国雲南省の昆明市近郊の森で休むゾウの群れの一部。中国中央テレビ(CCTV)公開の映像から(2021年6月7日公開、資料写真)。(c)AFP PHOTO / CHINA CENTRAL TELEVISION (CCTV) 【6月15日 AFP】中国南西部雲南(Yunnan)省の生息地から大移動する野生のゾウの群れは現在、群れを離れた子ゾウと合流するために一時停止を余儀なくされている。 数日前に群れを離れた10歳のゾウは、現在群れの約14キロ後ろをのろのろと歩いている。 いら立ちを募らせる大人のゾウたちが幾度も呼び声を上げているが、子ゾウは急ぐそぶりを見せていない。 群れは西双版納(Xishuangbanna、シーサンパンナ)自然保護区から約500キロ移動してきたが、ここ2日間は雲南の省都昆明(Kunming)南部にとどまっている。 ゾウの大移動は中国のソーシャルメディアの話題をさらい、国際