宮古島で元サッカー日本代表の奥大介さんが交通事故で亡くなった。メディアの多くは死因について全く気にしていない。しかし自動車業界から見ると「なぜ?」という気持ちが強く残る。というのも頑健な身体を持つ人であれば死亡事故になるようなクルマの損傷度合いじゃないからだ。 むしろ安全対策は全て機能してます。最初に衝突したであろうコンクリート製の電信柱は「クルマが衝突したら砕けて折れる」という設計通りになっていた。大きな衝撃を受けると砕けてエネルギーを吸収するようになっているのだ。その証拠にクルマの損傷は比較的軽い。Aピラーは健在。 ボンネット部分の変形で全てエネルギーを吸収出来ている。窓ガラスに乗員の頭の衝突痕も無いため、シートベルトは着用されていたことだろう。そしてエアバッグはキチンと展開されていた。自動車メーカーや、道路を作っている人達が「命を守りたい」と開発した技術が全て入ってます。 あの程度の