[2007年6月18日最終更新] 詰将棋パラダイス2006年12月号、詰将棋デパートで発表された田島秀男さんの作品の解答が、同誌の2007年3月号で発表された。詰工房の猛者がよってたかって解いても構想すら見抜けなかった本作品、正解者1名の超難解作だった。 解説を読むと、馬ノコ×金ノコ×龍ノコの史上初の3重ノコ! 「馬×馬」はまだ想像の範囲内だったが、2枚の角筋を使う金ノコに馬ノコを組み合わせるとは考えもしなかった。更にその繰り返しのキーが龍ノコとは。 田島秀男さんは「乱」や寿限無型再帰竜追いなど次元の違う超絶的な作品で詰将棋を進化させてきた(田島秀男さんの詰将棋を参照)が、また1局、詰将棋を進化させる作品が現れた。 唯一の正解者、福村さんの短評 (詰パラ2007年3月号より) 「超難解でした。金鋸と馬鋸の複合ではなく、龍鋸にそれを融合させた大構想作です。金が65に進めないと収束に入れないわ
ホームへ戻る/レビュー表紙へ 詰将棋本マトリックス ここでは、詰将棋本を一目でレベルが分かるように、横軸に性質(実戦的かパズル的か)を縦軸に手数を取り、その本がどの位置の問題を有しているかを表しました。 表の土台はExcelで作っていて、それをそのまま画像にしている為、きれいな表にはなっていませんが、Excelを持っている方はダウンロードして自由にお使い下さい。A5の大きさで作ってありますので、印刷する時に、コピーペーストして2冊分で1枚にすれば、A4に収まるように作ってあります。また、下記リンク先は比較しやすいように、新規にウインドウが開くようになっています。 下記に載せた本は、ネット古書店として一度は売った本ですが、すでに在庫のないものは分かりませんので、とりあえず在庫としてあるものから作成を始めました(リンクしてあるものです)。たくさんありますので、今後は本を登録する時に少しずつ追加
私の将棋の3人の師匠のうち一人が、出版にこぎつけたという情報を得る。「150題の詰将棋の本で、羽生善治さんが監修をしている」、という情報を頭に入れ、近くの大きな書店の数軒を歩くが、師匠の名前は見つからない。「師匠は終盤があまり強くなかったような気がするし、そもそもガサねたか」とか頭の中が渦巻く。 しかし、”火のないところに煙はたたず”という有名な諺もある。いくつかのキーワード、「新刊」、「150」、「羽生」、「詰将棋」に該当する本がどの書店でも趣味のコーナーに並んでいることに気付く。成美堂出版、「羽生流で上達 新しい詰将棋150題 羽生善治」。この本を手に取り、詳しく点検する。表紙の裏に「はじめに」という1ページがあり、羽生さんのことばが書かれている。そして、5手詰めから15手詰めまでの問題が並ぶ。どこにも師匠の名前は登場しない。 そして、とうとう奥付けに辿りつくのだが、そこには監修者の羽
「Cosmos81」という、或る雑誌に連載されていた漫画です。 主人公の少年の前に謎の少女が現われます。少年はコンピューター将棋のプログラムを作っています。「F1レースに軽自動車が参加するようなもの」と自分で言うように、あまり性能の高くないパソコンでコンピューター将棋選手権に参加します。 少女の協力を得て少年のソフトは大会で健闘します。少女は時々底の知れない能力を見せますがいぜんとして正体は謎のまま。 そして少年のソフトがついに優勝。少女の正体が明らかに。 少女は未来から来た人間型ロボットで、将棋ソフトも内蔵されている。道理で凄まじい能力を持っていたわけです。その将棋ソフトは未来の少年が作った物。「あなたが将棋ソフトを作り続ける限り、いつかは必ず私に会えるの・・・・・・」 名人との対決があったりで(正体を明かした後だったか・・・?)絵はともかくなかなか将棋に理解があって話の作れる人だと思い
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