もともとはEメールをチェックするコーヒーショップだったインターネットカフェ。そんな「ネカフェ」は時には海賊版の音楽が出回る場、ゲーム中毒者のホットスポット、ときには一時的な住宅としても機能してきました。そんな知られざるネカフェの歴史を米gizmodo記者のBryan Lufkinさんと紐解いてみましょう。 インターネットカフェの誕生 「お茶とコンピューター:コーヒーハウスのサイバーパンクたちはラブと人生の意味を探している」。いったいなんだこれと思うかもしれませんが、1993年2月17日のワシントンポストに掲載された記事のタイトルなんです。 ライターのJohn Boudreauさんがトピックとして取りあげたのは、「Beatnik(アメリカ50年代の若者カルチャー)」を生んだボヘミアンカフェが、キーボードのある低いテーブルの並ぶコーヒーハウスに変身していること。さらに、コンピューターを通じてサ
![インターネットカフェの歴史を覗いてみよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e740c4e01863d594fb7096503d700b0a33b9e909/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fgizmodo%2Fdist%2Fimages%2F2015%2F11%2F20151124netcafehistory.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)