アカメアマガエルふ化 河津・ｉＺｏｏ｜静岡新聞アットエス河津町浜のは虫類動物園「ｉＺｏｏ」で今月に入り、中米原産のアカメアマガエルが産卵した。アカメアマガエルはワシントン条約で国際取引が規制され、同園は「国内での繁殖は種の保存に大きく貢献できる」としている。 産卵数は１回２０～５０個。水上の植物に卵を産み、６日前後でふ化したオタマジャクシが水中に落ちて活動を始める。 同園は２０１４年１２月から飼育を開始し、小さなジャングルを再現した室内に１４０～１５０匹が生息している。今月８日から一斉に産卵が始まり、１８日までに約２５０個がふ化した。さらに６カ所に卵群がある。 白輪剛史園長は「飼育数を増やして繁殖を誘発したことで、これだけ多くの産卵につながった」と分析する。オタマジャクシは約２カ月後に四肢が完全に出て、陸に上がるという。 アカメアマガエルは赤い大きな目が特徴で、体長は５センチ前後。メスの方が大きい。夜行性のため、同園は開館時間に活動する
