2015/9/1(火)7:00 NEWSポストセブン 子供のいじめが無視や暴力だけでなく、かつてよりも残虐かつ陰湿になっており、学校はそれに対応できていない。ここでは、いじめ調査を行う探偵がかかわった、壮絶ないじめ事件のごく一部を、ありのままお伝えする。わが子が同じ目に遭ったら…。そんな視点で読んでほしい。 小学5年生のA子さんはやさしい性格で、クラスでは目立たない存在だった。 ある日、休み時間が終わり、A子さんが教室に戻ると、自分の机にチョークで「死ね」「出て行け」「学校に来るな」などと書いてあった。さらに、大事にしていた、親友との交換ノートが破かれていた。 それまでいじめられたことなどなく、突然のことにショックを受けたA子さんは、その場に泣き崩れてしまう。 すると、後ろから1人の男子生徒がA子さんを羽交い締めにし、泣きはらした顔を無理やり上に向けた。その時である。クラスでもっとも体格の