織物職人のサイモン・ピアーズとファッションデザイナーのニコラス・ゴドレイが、80人を超えるチームを編成し、3年間に渡って蜘蛛の糸を集め紡いで作り上げた織物。 マダガスカルの高地に生息するゴールデン・オーブ・スパイダーを捕獲し、30~50メートルほどの糸を採取したら蜘蛛は解放。 3年間で述べ100万匹以上の蜘蛛から糸を集め続け、それらを紡いで編んで完成したのが、写真の黄金のケープ。 不規則な三角形が並ぶシルクの断面とは異なり、ゴールデン・オーブ・スパイダーの糸は断面が円形となり、透明マントと比喩するほどに軽くて滑らかな手触りが生まれたんだそうな。