一昨日、某ITベンダーでトークショーのような感じで話をする機会があったのだが、 そこでソーシャルブックマークって皆さん使ってます?という質問をしたところ、 ちらほらと手が挙がりはしたものの、まだ使っていない人がほとんどということだった。 ソーシャルブックマークはこの1年で急速に普及してきている印象があるが、 とは言え、国内最大手のはてなブックマークでも2006年10月時点で6万ユーザー。 IT業界の中でもまだまだユーザーはそれほど多くない。 私にとってソーシャルブックマークは今やブラウザ、メーラー、テキストエディタ等と並んで 必須のツールとなっていて、もしまだ使っていない人がいればぜひ一度使ってみて欲しいと思うので、はてなブックマークを例に取りながら、なぜソーシャルブックマークがそんなに素晴らしいと思うのかを、7つの理由で説明してみたいと思う。 ソーシャルブックマークの一番分かりやすい利点
2007年03月19日17:30 カテゴリBlogosphere はてブ以外のSBM はてブがメンテ落ちしている隙をついて、他のソーシャルブックマーク(SBM)へのブックマークボタンを追加してみたので、ついでに各SBMの感想をまとめてみる。 ブックマークボタンを追加したもの Livedoor Clip 率直に言って、数あるブックマークサイトの中では一番よく出来ていると思う。 デザイン すっきりしていていい。キャプチャー画像の使い方もいい。 ただし、ユーザー数の表示がピンクというのはいただけない。 ユーザビリティ これは各SBMの中でトップ。Livedoor Readerを作っただけのことはある。当然Livedoor Blogとの連携はばっちし。表示を「詳細」「一覧」「画像」と切り替えられるのも素晴らしい。この点に関しては、なぜ他で真似しないか不思議。 API 現時点ではてブに対して見劣りす
「ブログ作者はロングテールの夢を見るか?~GIGAZINEの場合~」と言う記事を書いたところ、「母集団が少ないのでは?」と言う指摘をもらいました。その指摘は、全くもってその通りだと思うので、はてブに登録されている、d.hatena.ne.jp ドメインの記事、全194,986記事のブックマーク数(8月23日現在)について調査を行ってみました。 私としては、「数10万ページ単位だと、ロングテールが観察される。つまり、コンテンツ・プロバイダなどの大資本家クラスじゃないと、ロングテールは無意味」と言う結果になることを予想していたのですが、全く逆の結果になりました。 図1 図2 上のグラフは、各記事が集めたブックマーク数を、月ごとに統計を取ったものです。図1、図2とも、青は上位4%の記事が集めたブックマーク数、黄色は上位4~20%の記事が集めたブックマーク数、緑は下位80%の記事が集めたブックマー
インターネット普及の初期は、日々インターネット上で更新されている情報のほとんどが、商用ニュースサイトの記事でした。それが、最近ではブログの普及により個人も手軽に情報発信できるようになったため、情報量は爆発的に増えていると言われています。 なにしろ、日本だけでブログの登録数が800万、アクティブなブログだけでも100万を超えると言われています。当然、仕事に役立つ記事や面白い文章も、その中にたくさん含まれているわけで、これらの記事や文章をどうやって整理して保管するかというのが、重要な課題になります。 ただ、昔のように新聞記事をスクラップして集めるような感覚で、それぞれの情報を時間をかけて丁寧に整理をしていたら、この大量の情報の波を乗り切るのは大変。情報の収集や整理に時間をとられ過ぎてしまい、本業で成果を出すための時間がなくなってしまった――なんてことになったら本末転倒です。 ブログ記事の整理に
はてブのホッテントリがどういう仕組みでピックアップされてるのかよくわからないのだが、どれくらいのユーザがブックマークしたか、というのが判定条件の一つに入っていることは推測できる。 でだ、SEO会社とかが、100とか200とかいうはてなのアカウントを作って、アクセスアップを狙う対象に対して徹底的にブックマークとかしたらホッテントリに登場して、で、そこからたどってきたアクセスでアクセス数がドカンと増える、と。完璧すぎるシナリオだ。 SEOの会社とかでなくても、小さめの会社が新商品を出したとして、会社従業員全員+従業員の親族一同でブックマークとかしたら、ホッテントリに登場してアクセス数が激増して、安く宣伝できるのではないか、と思うのだがどんなもんだろうか。もっとも宣伝できる内容は、はてブのユーザ層を考慮しないと意味ないと思うが。 それとも、私が気づいていないだけでもうあるとか。なんか、この線が固
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