自分の2025年は、Viteの脆弱性の対応をし、エコシステム内の他のツールにそれを報告することから始まりました。このブログ記事は、その経験についての振り返りです。この記事は主に非技術的な側面に焦点を当てています。技術的な側面に興味がある場合は、次に書く予定の記事を参照してください。 Viteへの報告 新年の休みが開けてすぐの1月9日、ある脆弱性レポートがViteに報告されました(GHSA-vg6x-rcgg-rjx6 / CVE-2025-24010)。 その内容はViteのWebSocketサーバーがCross Site WebSocket Hijacking (CSWSH) attackに対して脆弱(CWE-1385)であり、ソースコードを外部から取得できてしまうというものでした(注: レポートの内容は報告時のものから変更されています)。 ViteのWebSocketサーバーがCSWS
