tl; dr Dockerfile の heredoc 機能の中で凝ったことをやるときはコマンド群の最初に set -e とか書くのが無難そう 近年 Dockerfile 内で heredoc 記法が使えるようになったことが知られていて、 www.docker.com 割と凝ったことができる機能で、シンプルには以下のように RUN にずらずら書くときシュッと書けて便利、というのがわかりやすいと思う。 思うんだけど、こういうふうに heredoc の中でなんかミスってしまったときに何が起こるかというと、 # syntax=docker/dockerfile:1.3-labs FROM debian RUN <<EOF apt-get install packagewhichdoesnotexists ls EOF こういう感じで docker build は成功扱いになってしまう。 % do
はじめに (本記事は Linux Advent Calendar 2020 および 東京大学 品川研究室 Advent Calendar 2020の11日目の記事として書かれました。) カーネルのビルドについての情報はググると色々と出てきますが、「ここを見ればOK」と思えるサイトに巡り会えていないので、自分で書いてみることにしたのが本記事です。 いずれLinuxカーネルをビルドする必要にかられるであろう研究室・学科の後輩や、忘れっぽい将来の自分のためにも、改めてLinuxカーネルのビルド方法についてまとめてみたいと思います。 概要 さて、「カーネルをビルドしよう」という状況に置かれた場合、実際にすべきことは主に以下の4点だと思います。 ソースコードの取得 ビルド環境の構築 カーネルコンフィグの準備 ビルド及びインストール そこで本記事では、カーネル本体のビルド上記の4点の他、関連して以下の
Q-Successから2020年3月のWebサイト向けLinuxディストリビューションのシェアが発表された。2020年3月はUbuntuがシェアを増やし、DebianとCentOSがシェアを減らした。CentOSのシェア減少幅は小さい。 3月は、Debianの減少分がUbuntuに回ったようだ。現在の動向が続いた場合、Ubuntuは数カ月以内に40%以上のシェアを獲得する可能性がある。 2020年3月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ 2020年3月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ - 資料: Q-Success
PostgreSQL packages for Debian and Ubuntu The PostgreSQL Global Development Group (PGDG) maintains an APT repository of PostgreSQL packages for Debian and Ubuntu located at https://apt.postgresql.org/pub/repos/apt/. We aim at building PostgreSQL server packages as well as extensions and modules packages on several Debian/Ubuntu releases for all PostgreSQL versions supported. Currently, we support
# apt-get install [package] パッケージのインストール用。 パッケージ指定して更新したい時にも使えます。バージョンを指定するには =バージョン をライブラリ名の後ろに付与。 使用例) $ sudo apt-get install ntp ntpdate Reading package lists... Done Building dependency tree Reading state information... Done Use 'apt-get autoremove' to remove them. Suggested packages: ntp-doc The following packages will be upgraded: ntp 1 upgraded, 0 newly installed, 0 to remove and 93 not upg
id:sora_h です。今回はクックパッドの社内 apt リポジトリ管理・deb パッケージビルド・リリースフローについて紹介します。 クックパッドではいままで CentOS 6 を利用していましたが、最近は Ubuntu への移行を進めています。現在は CentOS / Ubuntu 両方が共存したインフラになっています。 CentOS では社内に yum リポジトリを置き、本家リポジトリから消えてしまったパッケージや、独自でビルドしたパッケージのホストを行っていました。Ubuntu 導入以降も同様に、社内 apt リポジトリを設置し、必要があれば独自でパッケージをビルドすることにしました。具体的には、わたしは ruby2.1 パッケージや ruby2.2 パッケージをメンテナンスしています。 (なお、わたしは rpmspec および ebuild の方が慣れていて、未だ deb パッ
なお、パッケージ化するソフトウェアについて、そのオリジナルの開発者らが配布しているものを「アップストリーム(上流)」と呼ぶ。つまり、「アップストリームのソースアーカイブ」というのは、オリジナルの開発者らが配布しているソースアーカイブのことを指す。 ソースパッケージの入手 ソースパッケージを入手するには、「apt-get source <パッケージ名>」コマンドを実行すれば良い。たとえば、Apache HTTP Serverをインストールするためのapache2パッケージのソースパッケージを入手するには、以下のようにする。 $ apt-get source apache2 すると、リポジトリからソースパッケージがダウンロードされるとともに、コマンドを実行したディレクトリにパッケージ作成作業に使われる作業ディレクトリが作成され、そこにソースコードなどが展開される。以後、このディレクトリをソース
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