買わなくなった商品がある。たらみのどっさり〇〇ゼリーだ。ゼリーの中に果物やナタデココなどがどっさりと入っている。こどものころからこれが好きで、いくらでも食べれると思っていたし、体調が悪く食欲がないときに親が買ってきてくれたときはうれしかった。しかし、あるときから、なんとなく嫌になった。味や食感が嫌なのではない。「どっさり」だ。どっさりと聞くとあるものをイメージしてしまう。インターネット上に溢れるある広告の中には「どっさり」の文字がでかでかとあり、おばさんが驚いた表情をして今日も出ただの、お腹スッキリだの書いてある。これは、このどっさりとは大便のことである。便がどっさりと出た、とこれでもかというくらい、文字の大きさにして強調されているのだ。テレビCMでも同様だ。健康食品などの広告で、どっさりという表現だけで大便を、ウンコを示そうとしている。ここで「どっさり」の意味を考えてみよう。どっさり[副