キャロチューとエウレカを合わせたような内容で、豪華スタッフを集めただけの作品、リスナーズが終りを迎えた。 中だるみの連続。安易なミュージシャンオマージュ。ジャニス・ジョップリンの名前だけ拝借して全く雰囲気が違うキャラとかどういう意味があるんだろう。多分意味はない。意味がないから背景にある意味を考えなくなってくる。プリンスとかジミ・ヘンドリクスもそう。学生に蔓延する麻薬を描こうとしてる割に、描いている当人たちに実感がまるでない描写。まあ重箱の隅はいいか。 いやまあ、ジェンダーの役割が強い女の子と頼りなさすぎる男子、という非常に昨今の事情に配慮しすぎた感じとか、バーニングマンがモデルのフェスとかいろいろ盛り込もうとしたんだなあという感じは伝わってくる。というよりむしろアメリカ文化にこびすぎてる感じ。アメリカ文化にこびた舞台設定の割にジャパニメーション(死語)的なものとアメリカ的な要素がパッキリ