久しぶりに、伊藤計劃「ハーモニー」読んだんだけど、少し気がついたことがあるので、 間違っているかもしれないけど、書いてみる。 ネタバレあるから、未読の人は注意ね。 長くなっちゃったので、3行でまとめると、こんなかんじ 「ハーモニー」のETMLが文法的におかしいのは、生府の検閲から逃れるため。 「ソースを見る」の状態で未来の人類が読んでいる状況を「ハーモニー」は表している。 それで、実は「ハーモニー」はミァハがトァンをかばうために書いた物語だった。 ETMLが、文法的に間違っている理由色んな所で言われてるけど、この小説のファイル形式であるETMLは、文法的におかしい。 例えば、箇条書きでタグで両方から囲まなきゃいけない(HTMLなら<li>~</li>)のに、<i:~>と、タグの中に箇条書きの要素を書いたり、 皮肉っぽくQ&Aをしているところでも、<q:~><a:~>と書いていたりする。 そ