これでバリデーションによるエラーチェックの基本はわかりました。バリデーションを使いこなすには、あとは「どんなバリデーションルールがあるか」を知ることでしょう。 Bean Validatorには、エンティティクラスのフィールドに用意する多数のバリデーション用アノテーションが用意されています。ここでざっと整理しておきましょう。 @Null @NotNull値がnullかどうかを指定するものです。@Nullはnullのみ、@NotNullはnull以外の値のみを受け付けます。 @Min( 数値 ) @Max( 数値 )数値の値で、最小値・最大値をそれぞれ指定します。これらを指定することで、その範囲外の値の入力を禁ずることができます。 @DecimalMin( 数値 ) @DecimalMax( 数値 )これも最小値・最大値を指定するものですが、BigDecimal、BigInteger、Stri