「王道」も「邪道」も使ってJavaScriptのメモリ消費を抑える また、紀平氏は、JavaScriptの速度の問題についても説明。JavaScriptが重い理由としては、主にアルゴリズム、JIT(Just In Time)、GC(ガベージコレクション)の3つがあるという。 アルゴリズムが重いのは設計が悪いということなので、黙って設計を直すしかない。次に、本来は速くするための技術であるはずのJITが重いという場合、考えられるのはevalを使ったり、クロージャを生成していることだ。毎回JITのコンパイルを呼び出すようなコードを書いてしまうと、こうした問題が起こり得る。ただし、これはツールを使って容易に検出できるし、直すのもそう難しくはない。 「アルゴリズムやJITが重いという状況は、それほど問題にはならない。もっとも厄介で、JavaScriptが重くなる最大の原因は、GCにある」(紀平氏)
![【デブサミ2012】17-A-3 レポート HTML5でどこまでできる? その実力とスマホ向けアプリ開発のポイント](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c2f3396e7fc652b9f5186a30106c3b421310ce72/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F6445%2F6445_arena.png)