イタリア・ナポリ(Naples)で、住民が放火した未回収ごみが燃え上がるなか、警察(左)の警護のもとごみを回収する清掃業者(右、2008年5月19日撮影)。(c)AFP/MARIO LAPORTA 【5月19日 AFP】(写真追加、一部訂正)ごみの未回収問題が混迷を極め数か月もごみが放置されたままのイタリア南部ナポリ(Naples)で18日、業を煮やした住民らが未回収ごみで築いたバリケードで道路を封鎖し抗議活動を行った。地元テレビが報じた。 また別の市民らが悪臭を放つごみの山に放火する事件も発生。駆けつけた消防隊員らは、市民が投石するなか、警察官に守られながら消火作業を行った。 同地域のごみ収集問題に端を発したごみ未回収問題で、最新の統計によるとナポリ市内で5000トン以上、南西部カンパニア(Campania)州では4万5000トン以上のごみが路上に放置されたままとなっている。 カンパニア
2008年3月7日、ナポリ(Naples)市内のホテル「グランド・ベスビオ(Grand Hotel Vesuvio)」のレストラン「カルーソ(Caruso)」でテーブルをセットするウェイター。(c)AFP/MARIO LAPORTA 【3月9日 AFP】国王や大統領など各国元首も食事を楽しんだナポリ(Naples)の老舗高級レストラン「カルーソ(Caruso)」が8日、市の未回収ごみ問題で観光客が減ったあおりを受け、無期限に閉店した。 ■ゴミ問題で観光客が激減 カルーソが入るホテル「グランド・ベスビオ(Grand Hotel Vesuvio)」の支配人は「ナポリを訪れたいと考える人はもういない。テレビに映し出されたゴミの山のせいで市のイメージは完全に損なわれた」と嘆く。 ナポリ湾とベスビオ山(Mount Vesuvius)の絶景を見ながら食事を楽しめるカルーソは、ビル・クリントン(Bill
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