イタリア・ローマ(Rome)で、露店の新聞スタンドに世界的な金融危機を報じる新聞を並べる店主(2008年10月8日撮影)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【11月12日 AFP】イタリア最大の犯罪組織であり、最大の企業でもあるマフィアは、世界的な金融危機の影響も受けず、ばく大な利益を上げていることが明らかになった。同国の旅行・サービス部門の企業27万社が加盟する商業組合「Confesercenti」が11日、発表した。 Confesercentiによると、2008年のマフィア関連事業の売上げ高は、イタリアのどの企業をも上回る1300億ユーロ(約16兆円)に上り、収益も700億ユーロ(約8兆6000億円)に近づきつつあるという。 同組合のトップを務めるマルコ・ベントゥーリ(Marco Venturi)氏は、こうした事実はマフィアを「さらに危険な存在」にしていると語る。同氏による
イタリア人にとって、外見は重要だ。それは出世にも影響する。ファッションの国だから男も女もおしゃれに気を使っているという認識は以前からあったのだが、仕事にも重要な影響を与えると思い知らされたのは、あるイタリア人の同僚が退職したのがきっかけだ。 その同僚とは、ある案件を手伝ってもらっていたこともあり、彼が辞める際には「退職する」と連絡を受けた。有能な人間で、周囲からは当然昇進していくと思われていた人物だったが、昇進したのは、専門知識では彼より劣る人物だった。我々の業界では、こういう場合、たいてい退社という結末を迎える。 しばらくしてミラノ出張があり、その男の元上司と別件で会った時に、辞めた男の話になった。元上司は辞めた部下についてこう評した。 「彼は専門知識については抜きんでていた。だが、外見に対する注意が欠けていた。たかが外見だが、イタリアでは伝統的にそういう部分も含めて、人間が判断されるの
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