アフガニスタンの旧政権タリバン(Taliban)に破壊される前のバーミヤン(Bamiyan)の巨大仏像(撮影日不明)。(c)AFP/Jean CLAUDE-CHAPON 【9月9日 AFP】アフガニスタン情報文化省は8日、バーミヤン(Bamiyan)で全長19メートルの「横たわるブッダ」の像の一部が、同国の考古学チームによって発見されたと発表した。 チームは、全長300メートルと伝えられている「横たわるブッダ」像を探していたところ、18-19メートルの横たわるブッダ像のほか、バクトリア(Bactrian)王国時代やイスラム化された時代の硬貨3枚を含む遺物89点を発見した。 バーミヤンはかつて、仏教の中心地だったが、数世紀前にアフガニスタンを訪れた中国人巡礼者が書いた本によると、バーミヤンには全長300メートルの横たわったブッダの像が存在していたという。 2001年終わりごろ、同国を支配して