富岡八幡宮で土俵入りする稀勢の里(中央)=サンスポ代表撮影この記事の写真をすべて見る 横綱力士碑の前で記念撮影に応じる稀勢の里 (c)朝日新聞社 毎年30万人が初詣に訪れるともいわれる東京都内でも人気の神社・富岡八幡宮で7日、宮司がその弟に殺害されるという前代未聞の殺人事件が起きた。年末まであと3週間と迫った年の瀬。初詣はどうなるのか……。地域では「家内安全だけはお願いしたくない」という声も漏れ聞こえてきた。 【写真】殺害された富岡長子さんと弟の茂永容疑者 富岡八幡宮からほど近くの店で働く40代の女性は「私も子どもたちも七五三などの祝い事や厄除けの度に八幡さまに行ってきました。そこで祝詞を上げてくれた人がこんな事件を起こすなんて……」と肩を落とす。 「客足も心配です。敷地内でこんな事件が起きたとなると、初詣や祝い事では特に寄り付きたくないですよね。八幡さまが悪い神様なわけじゃないので、この