2019年4月2日の株式市場で、カドカワ(東証1部)が前日に続いて上昇。前日比56円高(+4.67%)の1254円で取引を終えています。新元号「令和」が公表されましたが、その由来となる「万葉集」を出版していることから、業績拡大につながるとの思惑から買いを集めているといわれています。 KADOKAWAは万葉集の「緊急重版」を決めた=ニュースリリースより カドカワの出版子会社のKADOKAWAは1日、「角川ソフィア文庫」から出版している万葉集のうち、2冊について各8000部、計1万6000部を緊急重版すると発表。同社によると「新元号の発表直後から両書籍ともに書店注文が相次ぎ、ネット書店でも売り切れが続出」しているとのことで、追加重版も検討しているといいます。 カドカワの株価=Yahoo!ファイナンスより 書店チェーンの文教堂グループホールディングス(東証JASDAQ)も前日比26円高(+10.