ブルンジ東部のルイギ(Ruyigi)県の避難所に到着し、付き添いの男性と抱き合う14歳のアルビノの少女(2008年10月8日撮影)。(c)AFP/Esdras NDIKUMANA 【10月15日 AFP】アルビノ(先天性白皮症)のリチャードさん(19)は、前週、近所の人から「お前はつけ狙われている」と警告された。彼は恐怖に駆られて森の中に逃げ込み、2日間そこで息をひそめていた。そうした「連中」につかまるとどうなるかを、充分に理解しているからだ。 ここは東アフリカ・ブルンジ東部のルイギ(Ruyigi)県。同地域では最近、アルビノが殺害されて遺体が切断される事件が続発している。リチャードさんによると、そうした身体の一部は、隣国タンザニアの呪術師に売られるのだという。「アルビノの身体の一部を持って金鉱山へ行けば、金が地表に沸いてくると言われている。釣りの餌として使用すれば、おなかに金の詰まった大