暴力受け、辞める職員も=虐待急増で負担大きく-児童相談所 2019年02月09日12時56分 千葉県野田市の小学4年栗原心愛さん(10)が死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件では、虐待リスクを認識しながら十分に対応しなかった児童相談所に批判が集まっている。児相をめぐっては、急増する虐待相談の対応に追われる中、保護者に暴力を振るわれ辞める職員もいるという。「現場職員の負担がかつてなく大きくなっている」と指摘する専門家は多い。 【世相コラム】警察介入すぐに~心愛ちゃん虐待事件の教訓~ 厚生労働省によると、2017年度、全国の児相による虐待相談の対応件数は約13万3800件。警察からの通告増加などを背景に、12年度からの5年間で倍増した。一方、児童虐待問題に対応する児童福祉司の数はこの間、約2割の増加にとどまっている。 「ストレスに耐えきれず、辞める職員もいる」。関西地方の児相の幹部は、ため息
【CJC】オーストラリアの「児童性的虐待に対する組織の対応特別調査委員会」は14日、これまでの調査の報告書を発表、その中で85項目に及ぶ詳細な法改定を勧告した。これに対しカトリック教会は、「告解で知った犯罪の通報義務化」勧告に対して、反対の意向を明らかにした。日豪プレスが、豪ABC放送(電子版)の報道として伝えた。 オーストラリア・カトリック司教協議会会長のメルボルン大司教デニス・ハートは、告解の守秘性は尊重されるべきだと主張。「カトリック教会における告解は、聖職者を通して信者が神と精神的に出会う場だ。これは信教の自由の重要な構成部分であり、オーストラリアのみならず幾つもの国で認められている。それ以外の場でなら、児童に対するすべての犯罪を当局に通報すべきであり、教会もその用意がある」と話している。 一方、特別調査委員会は、これまでの証言から、性的虐待の被害、加害の両者が告解でその事実を訴え
父親から暴力を振るわれていた兵庫県西宮市内の中学1年の女子生徒(12)の保護に尽力したとして宝塚署は4日、関西学院大2年の森田悠斗さん(19)=宝塚市=に署長感謝状を贈った。森田さんは女子生徒の気持ちをほぐして窮状を聞き出し、県警に連絡した。 【写真】震災時に市民救った「白い巨人」 6月2日夜、森田さんは阪急門戸厄神駅近くの商店の前で、雨宿りする女子生徒に気付いた。大雨で雷も鳴っていたため、持っていた傘を手渡した。そのまま帰ろうとしたが、女子中学生が追いかけてきて、涙を流しながら「家に帰れない。父親に殴られている」と打ち明けたという。 森田さんは警察に行くことを勧めたが、女子生徒が嫌がったため、大学の後輩の女性を呼び、森田さんの自宅で話をすることにした。ジュースとお菓子を出し、後輩の女性とともに約2時間話を聞いた。女子生徒は徐々に打ち解け、時折笑顔も見せるようになった。 森田さんは話
徳島市の26歳の男が、自宅で3歳の長男の首に犬用の首輪をつけて体の自由を奪ったとして、監禁の疑いで逮捕されました。 長男にけがはありませんが、男は調べに対し「去年の夏ごろから自分たちが食事をするときや寝るときには毎日のように首輪でつないでいた」と供述しているということで、警察が状況を詳しく調べています。 逮捕されたのは、徳島市に住む26歳の男で、警察の調べによりますと、今月15日、自宅で、3歳の長男の首に犬用の首輪をつけて、長さが1メートル20センチほどのひもで窓枠につないで体の自由を奪ったとして監禁の疑いが持たれています。 警察によりますと、男は20代の妻、長男の3人暮らしで、容疑を認めたうえで「去年の夏ごろ、長男が食事を散らかして大変だったので、それ以降、動きを狭めようと思った。自分たちが食事をするときや寝るとき、外出するときには、毎日のように首輪でつないでいた」と供述しているというこ
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