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色川武大とfinalventに関するmshkhのブックマーク (1)

  • [書評]離婚(色川武大): 極東ブログ

    離婚」(参照)は、「麻雀放浪記」(参照)などで有名だった麻雀小説作家、阿佐田哲也(あさだてつや)が、文学者、色川武大(いろかわたけひろ)として1978年(昭和53年)に著した短編で、同年に第79回直木賞を受賞した。単行は同年に書かれた他の関連三作を併せている。私としては、直木賞受賞作より続編的な性質の「四人」、また前段の作品ともいえる「少女たち」のほうが優れていると思う。 「離婚」は男女の機微を軽いタッチで描いた笑話として読まれた。作者、色川に擬された、40歳ほどの一人暮らし独身フリーライターの主人公、羽鳥誠一の住居に、25歳ほどの美女、会津すみ子がその父親の暴力を逃れるべく転がり込み、「ねえ、あたし、お妾にしてくんない」とそのまま同棲したものの、2年ほどして形の上では結婚し、さらに6年後に「離婚」した。が、すみ子は羽鳥の家を出たはずなのに、今度はすみ子の家に羽鳥が住み着いてしまった。

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