福井県池田町立池田中学校で3月、2年の男子生徒(当時14)が自殺した問題で、町教育委員会は20日、堀口修一校長(59)が県教委あての退職願を19日に提出したと明らかにした。処分を検討中のため町教委は退職願を預かり、校長は20日から自宅待機になっている。 有識者らによる調査委員会の報告書によると、生徒は担任や副担任から繰り返し叱責(しっせき)を受けており、校長について、「管理職としての職責を果たしたとはいえない」と指摘していた。 町教委によると、校長を含めた関係教員の処分の対象となる行為を整理している段階だったといい、当面は校長不在で学校運営を進めていくという。 町教委の内藤徳博教育長は「…