毎年、何百万本という論文が出版されていますが、実際に認識され、引用され、利用される論文はごくわずかです。論文の影響力を最大限に高めるため、研究者はオンラインなどのネットワークを活用し、自分の論文が発見され、読まれるように頭を働かせなければなりません。 今回は、研究者・研究機関・資金助成機関が出版論文の認知度とインパクトを最大限に高める手助けをするオンライン・サービス「Kudos」を共同で創設した、メリンダ・ケネウェイ(Melinda Kenneway)氏とチャーリー・ラップル(Charlie Rapple)氏にお話を伺いました。インタビュー前半の今回は、Kudosの概要と、Kudosがどのように出版論文を発見しやすくしているのかをお聞きしました。ユーザーは、Kudosを通じて自分の行動の効果をモニターすることで、より良い戦略を練ることができます。その目的は、出版論文の利用と引用を増加させ、