「Wolfram|Alpha」は、デビュー当時は危なっかしかったが、それから1週間もたつとかなり安定度が増した。しかし、情報を求める人がこれを試してみるべき理由をまだ明確にできずにいる。 「Google時代」に立ち上げを試みる新しい検索サービスはどれも、検索サービス最大手のGoogleと比較されることは避けられない(また、検索サービスに参入しようとするなら、2008年夏にGoogleに挑戦したCuilの立ち上げがうまくいかなかったことから真剣に学ぶべきだ)。 しかしWolfram|Alphaは、それがまったく異なるサービスであり、その「計算エンジン」をGoogleの検索ボックスと同じように扱うべきではないと主張している。米CNETの読者はそれを身をもって思い知らされた。 米国時間5月22日のサービス開始を受けて、米CNETが読者にWolfram|Alphaの印象を聞いたところ、結果は良くな
Googleキラーと期待される検索エンジン「Wolfram|Alpha」が一般公開された。現時点では日本語には対応していない。 Wolfram|Alphaは従来の検索エンジンとは異なり、事実に関する質問に答えるナレッジエンジン。理論物理学者で数学ソフトを扱う米Wolfram ResearchのCEO、スティーブン・ウルフラム氏が開発した。 同エンジンはウルフラム氏の技術・科学計算ソフトMathematicaのコード600万行以上を含み、約1万プロセッサコアを搭載したシステムで稼働する。アルゴリズムや自然言語解析などを活用して、「円周率の300けた目は?」といった事実に関する質問に回答するという。 例えば「gdp Japan(日本のGDP)」と検索ボックスに入力すると、検索結果ページには日本のGDPの額のほか、過去のGDP推移のグラフ、国民1人当たりGDP、GDP成長率、インフレ率なども表示
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