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ブックマーク / umedamochio.hatenadiary.org (12)

  • 「世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには」講演録(JTPAシリコンバレー・ツアー2008年3月6日) - My Life Between Silicon Valley and Japan

    (1) 時代観――無限の選択肢のある時代 僕が大学を出たのは今から25年前の1983年です。1983年に大学を卒業する人と、2008年に大学を卒業する人とでは、全く違う人生が広がります。おそらく、さらに25年後に大学を卒業する、みなさんの息子や娘の世代も、まったく違う環境のなかに生きることになります。みなさんは、だいたい二十代、つまり1977年生まれから87年生まれくらいだと思いますが、そのくらいの時期に生まれたということが、人生を大きく規定しています。そのときに使えるリソース、その時点で可能になっていることがある。1960年生まれの僕とは全く違う可能性をみなさんはもっています。それがまず第一にうらやましい。なぜならば、圧倒的に自由度が大きいから。1980年代の前半というのは、それほどカジュアルに海外に行くという時代ではなかったし、日はもっと貧しかったし、海外に留学する敷居の高さも、今と

    「世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには」講演録(JTPAシリコンバレー・ツアー2008年3月6日) - My Life Between Silicon Valley and Japan
    msk
    msk 2008/06/30
  • グーグルに淘汰されない知的生産術 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「中央公論」編集部の田中正敏さんからメールが届いた。「『ウェブ時代をゆく』を語る」をまとめてくださった田中さんである。 「グーグルに淘汰されない知的生産術」ですが、『読売新聞』書評同様、もしよろしければ販売期間終了後(5月9日)を目処にブログにて公開していただいても、と思います。非常に充実したお話でしたので、より多くの方の目に触れればと思う次第です。 ありがたい申し出をいただいたので、ここに全文を公開することにします。 「中央公論」五月号の「特集・知的整理法革命」(野口悠紀雄、梅田望夫、外山滋比古、佐藤優、勝間和代、茂木健一郎)という文脈で、田中さんの取材を受け、勉強や仕事の仕方について僕が二時間ほど話をした内容をもとに、彼が文章にまとめてくれたものです。 さすがにこのテーマだとほぼすべての人が、それぞれの観点からグーグルを論じていて面白かったです。 どうぞお楽しみください。 旧来の整理法

    グーグルに淘汰されない知的生産術 - My Life Between Silicon Valley and Japan
    msk
    msk 2008/05/13
  • ある日本人博士のシリコンバレー・ベンチャー冒険記 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    先日欄で紹介した http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060521/p2 「NTT、光が自在に曲がる現象を発見 - 映像機器・プリンタの小型化も?」という技術 http://journal.mycom.co.jp/news/2006/05/19/001.html の発明者・中村孝一郎博士(現・NTTフォトニクス研究所)の「My Saga in Silicon Valley」というきわめて興味深いケース・スタディ(PDFファイルで28ページに及ぶ) http://ipw.naist.jp/cast/_chizai/mot/sv1.pdf が、奈良先端科学技術大学院大学のサイトにアップされています。 東北大学の助手だった中村氏が、シリコンバレーのテクノロジー・ベンチャーからスカウトされる経緯、東北大を退職して参画したベンチャーでの知的格闘、ベンチャーの清算

    ある日本人博士のシリコンバレー・ベンチャー冒険記 - My Life Between Silicon Valley and Japan
    msk
    msk 2006/07/10
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - YouTubeについて(1)

    「ウェブ進化論」を脱稿(もう原稿に手を入れない状態に)してから約半年が経過した。半年遅く、ちょうどいまを書いていたとしたらどう書くか迷うだろうな、と思うのがYouTubeである。別の言い方をするとすれば「ウェブ進化論」に書かれていない「その後の世界」で最も重要な会社がYouTubeだと言えるだろう。 YouTubeはまさに2006年の現象である。 まず個人的経験をいくつか。 (1) 4月にテレビ出演(WBS)した映像は、CM削除編集がなされ前半と後半に分割された録画映像が、翌日か翌々日、YouTubeにアップされていた。テレビを生で見損なったという友人や、海外在住の友人たちには、そのURLを送るだけで済み、おそろしく便利だった。僕がテレビに出た映像などロングテールの尻尾もいいところだから、この映像は二ヶ月くらいずっとYouTube上に存在していたが、今はもう消えている。 (2) その後、

    My Life Between Silicon Valley and Japan - YouTubeについて(1)
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    msk 2006/06/29
  • オプティミズムについて - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「ウェブ進化論」のあとがきで、僕はオプティミズムについてこう書いた。 もちろんウェブ進化についての語り口はいろいろあるだろう。でも私は、そこにオプティミズムを貫いてみたかった。これから直面する難題を創造的に解決する力は、オプティミズムを前提とした試行錯誤以外からは生まれ得ないと信ずるからである。 が出て以来、たくさんの取材を受け、たくさんの感想を読んだ。 僕がこのを書く上でオプティミズムを貫いたのは、「放置していてもウェブ社会の未来は素晴らしいものになりますよ」という安直な楽観があるからではない。 「未来というのは、我々一人ひとりの生き方や行動によって変わり得るものだ」と思い、「難問解決に向けて、一人ひとりがどういう思想を持って行動するのが、トータルにみたときに、それらが最も大きな力に結集し、未来を変え得るのか」を突き詰めていくと、やはり根底にオプティミズムがあったほうがよい、と考える

    オプティミズムについて - My Life Between Silicon Valley and Japan
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    msk 2006/03/22
    "「十年後にこういうふうにならないために、こうありたいと思う世界に少しずつでも近づけていくためには、何が必要なのか。その必要な何かが実現されるためには何をしなければならないのか」"
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「ライブドアの技術の話」と「技術指向の経営」について

    伊藤直也(id:naoya)の「ライブドアの技術の話」 http://d.hatena.ne.jp/naoya/20060127/1138329840 が話題になっているようなので、少し補足をしておきたい。 日のライブドア報道を直接見聞きしているわけではないので、正確なところはよくわからないが、 今回のライブドアの件で、「ライブドアは虚業」、とか「日のネット企業は心を改めて技術を磨け」みたいな論調を良く見かけるわけですが という書き出しで始まっているので、ネット事業について何も知らない人が、テレビ等で勝手なことを色々と言っているのだろうことは想像がつく。 まず、「ライブドアの技術の話」について、彼が書いている内容は100%正しい。 ただ、ライブドアがこうした確かな技術を持っているということと、ライブドアの経営陣が技術に対して深い関心を抱き「技術指向の経営」を行っていたかということは、全

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    msk 2006/01/28
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 今年は本が出ます。「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」(梅田望夫著 ちくま新書)

    四年半ぶりにを書きました(2月7日発売)。新書は初めてです。 256ページと分量的には単行のボリュームがありますが、777円(体740円)と安いのが新書のいいところ。できるだけ多くの人に読んでほしいと思っています。アマゾン、紀伊国屋等のネット書店では予約受付中です。 ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2353件) を見る去年の後半、欄の更新がほとんどできなかった時期がありましたが、そのときにしていた仕事はこのを書くことでした。ここ数年考えてきたことをまとめようという試みなので、書くべき構成要素(都度発表してきた文章、思考の断片)には事欠きませんでしたが、一冊のへと構造化するには、ほぼ書き下ろしに近い丹念な

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    msk 2006/01/12
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 村上春樹の生活: 仕事は朝

    意味がなければスイングはない 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/11/25メディア: 単行購入: 11人 クリック: 194回この商品を含むブログ (197件) を見る 二ヶ月ばかり日を離れて、外国のとある僻地にこもってこつこつと小説を書いていた。そういうときはだいたいいつも夜明け前に起きて、午前中詰めて仕事をし、午後はのんびり運動をしたり、音楽を聴いたり、を読んだりする。小説を書くというのは、一種の非現実な行為なので(もちろん僕の場合は、ということですが)、ある時期日常をきっぱりと離れることがどうしても必要になる。 こういう時期はを読むのに最適なので、これまで時間がなくて読みそびれていたをまとめてバッグに詰めていく。(p135) ロンドンに滞在していたその一ヶ月のあいだ、(中略) 朝早く起きて集中して小説を書き、書き疲れると午後の散歩をし、喫茶店で

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    msk 2005/12/26
  • Web 2.0時代を生きる英語嫌いの若い人たちへの英語勉強法:親切バージョン

    昨日のエントリーは、ぜんぜん時間がなかったので簡潔に書いたが、やたらとブックマークする人が多く、英語は皆、悩んでいるんだなぁと思った。それで「親切バージョン」を書くことにする。昨日の冒頭で書いた「英語があんまり好きじゃないけど、専門のことについては好き嫌いはともかく英語を道具として使いたい」は、昔の僕自身のことだ。 だいたい、昨日のエントリーを読んでブックマークした人は英語がそんなに得意じゃないんだろう。そういう人は次のことをまず認識したほうがいい。 今の自分の英語力では、これから相当長い時間をかけて真剣に勉強しなければ、とてもじゃないが一人前になれない。 でも、子供の頃から英語の勉強はもう十年以上やってきているわけで、それでこの程度なのだから、いまさら学校英語の勉強のようなやり方をして、単語を覚えたりし始めても、きっとダメだろう。 仕事や専門の勉強が結構忙しいし、カネもかかるから、英会話

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    msk 2005/10/11
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - Web 2.0時代を生きる英語嫌いの若い人たちへの英語勉強法

    英語があんまり好きじゃないけど、専門のことについては好き嫌いはともかく英語を道具として使いたい。そういう人に向けての英語勉強法です。 (1) Web 2.0/次の10年/Open Source/Google/Longtailみたいなネット関連の最新動向について、質の高い論考をたくさん読み、自分が実際に使うかもしれないなぁと思うような語彙を増やすとともに、借用できそうな文章を抜き出して、それら(英文)をできるだけたくさん暗記すること。ここで使う「質の高い論考」は次のリストから好みに応じて選んでください(理想を言えば全部)。もっとテクニカルにディープなものがよい人は、自分が気に入った文章を選んでください。 「We Are the Web」 http://www.wired.com/wired/archive/13.08/tech.html 「What Is Web 2.0」 http://ww

    My Life Between Silicon Valley and Japan - Web 2.0時代を生きる英語嫌いの若い人たちへの英語勉強法
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    msk 2005/10/11
  • ジョブズのスピーチ、Googleと自動翻訳の世界、日本の「パラダイス鎖国」状況のこれからは? - My Life Between Silicon Valley and Japan

    スティーブ・ジョブズのスピーチ http://pla-net.org/blog/archives/2005/07/post_87.html が、はてなブックマークの「人気エントリー」 http://b.hatena.ne.jp/hotentry の第一位になっている。このスピーチは今年6月のスタンフォード大学卒業式で行われたもので、行われた直後から心に響く名スピーチだとの声が沸きあがり、すぐにスピーチの全文(英語)がスラッシュドットで公開された。 http://slashdot.org/comments.pl?sid=152625&cid=12810404 「Sotto Voce」(6月15日)でもこんな解説がある。 http://naotakeblog.typepad.com/sottovoce/2005/06/steve_jobs_at_s.html いま「人気エントリー」の一位になっ

    ジョブズのスピーチ、Googleと自動翻訳の世界、日本の「パラダイス鎖国」状況のこれからは? - My Life Between Silicon Valley and Japan
    msk
    msk 2005/08/01
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「知の創出」のコモディティ化への戸惑い

    コメントやトラックバックを拝見しつつ、難しいことを書き始めてしまったなと思う。今日は 「「これからの10年飲み会」で話したこと、考えたこと」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050618/p1 「「勉強能力」と「村の中での対人能力」」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050620/p1 の続きだ。結論があって書き始めているのではなくて、書くことで考えてみようという試みだ。元「勉強好きな少年」の一人として、今起きている大きな流れについて、僕自身も実は戸惑っているのである。 世の中は日に日に複雑化し、「勉強能力」「学習能力」が仕事上ますます大切になっているのは事実である。ただその一方で、それだけで飯がえる場(チャンス)が確実に減っている気がしている。インターネットのおかげで。あるいはインターネットのせいで。 それ

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 「知の創出」のコモディティ化への戸惑い
    msk
    msk 2005/06/23
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