東日本大震災の記録や教訓を次世代に伝えるために、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)」が平成25年(2013年)3月から公開されています。この「ひなぎく」は国立国会図書館だけでなく他の公的機関や、報道機関、教育機関、NPO・ボランティア団体、そのほか一般企業といった様々な民間団体が連携し、それらが保有する震災に関する音声・動画、写真、文書などの記録を一元的に検索できるポータルサイトです。令和6年(2024年)7月現在で、59のデータベースから約454万件のコンテンツが検索可能であり、被災地の復興支援や今後の防災・減災対策、学術研究や防災教育などへの活用が期待されています。是非、皆さんも自身の防災・減災対策として「ひなぎく」をご利用ください。 1「ひなぎく」って何? 未曾有の被害をもたらした東日本大震災。このような大地震は、またいつ発生してもおかしくはありません。そこで、