少子高齢化による人口減少時代を迎えた日本は、多様で柔軟な労働環境を整備する“働き方変革”に取り組むことが急務となっている。だが深刻な労働力不足に悩む中堅・中小企業の多くは、働き方変革に取り組もうとする余裕すらないのが実情だ。 働き方変革というと在宅勤務や時短勤務ばかりが目立つが、必ずしもそうした施策だけに限らない。仕事を効率化して社員の残業時間や公休出勤を減らすことも働き方変革といえるのだ。こうした働き方変革に取り組むことによって、社員が働きやすくなったり、仕事を効率的にこなせるようになったりするため、生産性向上や社員満足度の向上、ひいては良い人材の確保・採用につながる。 だが働き方変革に取り組むには大きな労力がかかったり、どこから始めればよいか分からなかったりという中堅・中小企業は少なくない。そこで簡単に取り組めて、コストも抑えられる方法として注目されているのが「クラウド」だ。いつも使っ
トレンドマイクロは2017年5月15日、世界規模で被害が相次いだランサムウエア「WannaCry(ワナクライ)」の説明会を開催した。5月12日から15日16時までに、同社の法人・個人ユーザーから175件の問い合わせと9件の被害報告があったという。 トレンドマイクロの岡本勝之セキュリティエバンジェリストは、WannaCryは「ワームの性質を持つのが最大の特徴」とする。WannaCryは、実行したWindows PCのファイルを強制的に暗号化して復号キーをユーザーに売り付けるランサムウエアとしては一般的なものだが、ネットワーク経由でWindowsの脆弱性を突いて感染を広げる。 同社に報告のあった9件の被害の感染経路は不明だが、「メールとすれば、件数からは無差別攻撃ではなく標的型の可能性が高い。WannaCryにはグローバルIPアドレスをスキャンして感染を広げるため、インターネットからの侵入経路
トレンドマイクロは15日、世界中で被害が広がっている暗号化型ランサムウェア「WannaCry」(同社ではワナクライと呼称)に関する緊急解説セミナーを開催。同社セキュリティエバンジェリストの岡本勝之氏が、日本国内におけるWannaCryの被害状況や対策などについて紹介した。 WannaCryは、5月13日頃から世界的に感染を広げているランサムウェア。この概要に関しては、ニュース記事「15日は不審メールに要注意、業務停止の可能性も - IPAが大規模ランサムウェア攻撃に警鐘」や「5月15日月曜日は特に厳重注意! - ランサムウェア『WannaCrypt』の攻撃」に詳しいので、ご参照いただきたい。 岡本氏は、WannaCryの最大の特徴を「ネットワーク経由で広がるワーム活動」であるとした。WannaCryはWindows OSのファイル共有サービス(SMB v1)が抱える脆弱性「CVE-2017
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