日本発・次世代ディスク「Archival Disc」で進む中国のデジタルアーカイブ:山谷剛史のミライチャイナ(1/3 ページ) ソニーとパナソニックが共同開発した業務用光ディスク規格「Archival Disc(アーカイバルディスク)」。中国ではデジタル化が進むのに伴いアーカイブ需要も拡大しており、光ディスクの利点を武器に、中国各地での導入が期待できそうだ──現地に詳しい山谷氏のリポート。 「Archival Disc(アーカイバルディスク)」というBlu-ray Discの次の世代となる業務用光ディスク規格がある。ソニーとパナソニックが共同開発した規格で、コンシューマー用ではなく、業務用のバックアップやアーカイブ用途に使われる。第1世代となる現世代の容量は、ディスク片面3層・両面6層で300GB。これが第2世代では500GB、第3世代では1TBへと拡大する。 このアーカイバルディスクを活