プログラミングが教育の必修科目となり、2021年9月にはデジタル庁が創設されるなど、日本のデジタルをめぐる制度が大きく舵を切っている。そうしたなか、今後どのような人材が求められ、どのような社会に変わっていくのか。 先日開催されたオンラインイベント「Salesforce Live : JAPAN」では、東京大学大学院工学系研究科教授の松尾豊と三重県知事の鈴木英敬、三井住友フィナンシャルグループ執行役専務グループCDIOの谷崎勝教、日本アイ・ビー・エム代表取締役社長の山口明夫、セールスフォース・ドットコム代表取締役会長兼社長の小出伸一を迎え、フリーアナウンサーの望月理恵をモデレーターに、目指すべきデジタル人材の育成とDXの未来について、興味深いトークが展開された。本記事では、その模様を一部ご紹介する。 ※本イベントのアーカイブ動画の配信は終了しました。 誰もが実感したデジタル化の遅れとその弊害