亀田製菓の「ハッピーターン」というおせんべいがある。今から30年ほど前から販売されているらしいので、かなりのロングセラーだ。 長い間愛されているのは、やはりその味に魅力があるからだろう。特徴はなんと言っても、せんべいにふりかけられているあの粉だ。甘いようなしょっぱいような、そしてそれだけでは言い尽くせないあの味。 他に例えようのないあの不思議なおいしさ。止まらなくなるうまさだ。 ああ、あの謎のうまい粉をもっと味わいたい。そういうわけで、実際にやってみました。 (小野法師丸) ●命名からして志が高いハッピーターン 子供の頃から何度も食べているのになぜだか飽きず、ふと思い出すと食べたくなっているあの味。歴史あるお菓子なのに、いまだその個性を失わないハッピーターン。 新商品が発売されては消えていく中、これだけ長い間どこでも買える状態であり続けるのはすごいことだと思う。