中村氏:そうですね。たとえば当社の主力の1つであるデフォルメフィギュア「ねんどろいど」のシリーズだけで、ひと月に30体くらいの案件が進行しています。他にもちょっとサイズの小さい「ねんどろいどぷち」シリーズや通常のスケールモデルもありますから、合計すればかなりの数になりますね。また「figma」に関してはマックスファクトリーさんが作られていて、こちらも毎月けっこうな数が動いています。 山枡氏:そうですね、「figma」は当社の主力商材となりますが、これだけで月5体前後の案件が動いています。 ――それらの原型の造形は手作業とデジタルのどちらが多いですか 中村氏:現状では、まだ原型師の手作業によるアナログ造形の方が多いのではないでしょうか。特に実際に商業原型を作っているのは、手作業の原型師さんの方が中心だと思います。しかし、3DCGによるデジタル造形も急速に普及が進んでいますし、そう遠くない将来
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