はじめに・・・ 『生きた化石』と聞いて真っ先に頭に浮かぶのはシーラカンスですよね。でも『生きた化石』はシーラカンスだけではありません。普段見ることができない種類ももちろんいますが、動物園で見ることができる『生きた化石』もいますし、種類によっては飼育することも可能なのです。とても珍しい存在というイメージがある『生きた化石』ですが、意外と私たちの身近な存在なんですよ。 生きた化石とは? 化石とは、人間が地球上にあらわれるずっと以前の大昔に生きていた生物の跡のことで、古い地層から発見されます。化石として発見される生物の多くは、現代では既に存在しなくなっているものがほとんどです。アンモナイトや三葉虫だけでなく、恐竜の骨格の一部も化石として発見されていますよね。数千万年前から数億年前の地球にいた多くの生物は、化石としてしか見ることができないものばかりです。ですが『生きた化石』と呼ばれる種類の生物は、
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