タグ

ブックマーク / arisan-2.hatenadiary.org (2)

  • スターリンの「一国社会主義理論」 - Arisanのノート

    スターリン―政治的伝記 作者: I.ドイッチャー,上原和夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1984/07メディア: 単行この商品を含むブログを見る年末から体に不調があって、正月休みは遠出をせず、このを読んでいた。 それで、「第一巻」「第二巻」と分かれている「第一巻」の方を、三が日の間に読み終わった。 ちょっとメモ的に書いておく。 先に書いたように、著者のドイッチャーは「スターリンはなぜ成功したのか」という問いを立てているのだが、書の前半でスターリンが権力の中枢を握るようになった大きな理由としてあげられているのは、革命後のソ連の政治機構が、動乱のなかで革命を守護するという必要から、次第に独裁色を強め、巨大な官僚的機構にならざるを得なかったという背景である。 革命を救うため、党は独立心と批判精神と勇気を持つ革命家の自由な集まりでなくなってしまった。党の大部分はますます強力になって

    スターリンの「一国社会主義理論」 - Arisanのノート
    muchonov
    muchonov 2014/01/06
    こうして整理されると、同じグルジア出身でバリバリ官僚体質で大粛清の実行責任者だったベリヤのスターリン・クローン的側面がよくわかるなあ。
  • 慰撫と欲望 - Arisanのノート

    石牟礼さん願い お忍びで実現 皇后さま 「胎児性水俣病患者に会ってください」 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013102902000238.html 天皇と皇后が、水俣病の被害者に会うということが発表された当初から、今回の熊訪問では、これまでになく天皇の存在を用いた国民的な和解のメッセージが強調されているという印象を受ける。 大震災で拍車のかかった、弱者切り捨ての新自由主義的な政治と社会の状況、原発の強引な推進、安倍政権の極右的・強権的な暴走という、何重にも重なった暴力的な現実のなかで、弱者を包み込む装置としての天皇制の機能をフルに活用することで、国家による統合を維持していこうとする政治の思惑が、かつてないほどに強力に働いているのだろう。 とりわけ今回の訪問では、天皇以上に皇后の存在が前面に押し出され、「皇后と弱者」

    慰撫と欲望 - Arisanのノート
    muchonov
    muchonov 2013/10/30
    言いたいこと凄くわかるんだけどっ。それでも自分は、その構造に雁字搦めにされた〈天皇の中の人〉が時折見せる抵抗の身振りを見て、なお「計算ずくの慰撫」を振り付けられた役者〈にすぎない〉とは批判できないす…
  • 1