5歳の娘は、最近何かと人のせいにしたがる。 この間はお風呂の掛け算表が剥がれてしまったとき。 「パパがシャワーかけたからはがれちゃったじゃん!」と怒り出した。 この間はお兄ちゃんに「待って!」と言ったのに置いていかれてしまったとき。 「お兄ちゃんのせいで私が迷子になったらどうするの!」と怒り出した。 そんな様子で、何か良からぬことが起きると必ず誰かが悪さをしたせいでそうなったと考えることが増えてきた。 それが仲の良いお友達であったり、知らぬよその子だったり、家族だったりと様々だ。 ある意味では、因果関係が想像できるくらいに頭が良くなってきたとも取れる。 しかし、このままではよからぬ大人になってしまいかねない不安がよぎる。 5歳ではまだわからないかも知れないけど、話をしてみることにした。 「あのね。何か良くないことが起こったとき、誰かのせいにすることでむしろ解決しなくなることがあるよ。」 理