素晴らしい読書体験の裏には、古今東西の先人達が 受け継ぎ、磨き上げた本作りの知恵がたくさん詰まっています。 本を便利に読みやすくするための工夫、 美しさのための工夫、長持ちさせるための工夫。 身近な「本」について、あらためて学んでみましょう。 本の各部の名称 ※上図の各名称をクリックすると解説にジャンプします 1.天(てん) 本の上の部分です。 2.地(ち) 本の下の部分です。 3.小口(こぐち) 本を開く側です。広い意味では天と地も含まれますが、背の反対側のみを指して使われることが一般的です。 4.のど 本を綴じている側、「小口」から見て一番奥の部分です。 5.表紙(ひょうし) 書籍本体の一番外側の部分です。 6.カバー 表紙の上にかけられている紙。本来の目的は表紙の傷みや汚れの防止ですが、本の「顔」としての役割も大きく、様々なデザインや素材が用いられます。「ジャケット」とも言います。
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