組換え作物反対派の主張する危険性に対する間違った批判を見かけたので反論しておく。 1)遺伝子はあらゆる生物に含まれており、 他の生物を食べている以上、遺伝子を食べることは必然です。 今までも、ずっと食べてきて問題ないのですから、ナンセンスな意見です。 遺伝子を全て同列に扱うことがどれだけ危険だろう。遺伝子というのは2重螺旋構造で、DNAでは4種類の塩基が組み合わさって情報が格納されているというのは確かに共通だ。しかし、重要なのは遺伝子はその情報次第で性質が様々に変化するという点である。食べても(経口摂取しても)平気な遺伝子とそうでない遺伝子がある。そもそも遺伝子が全て同じ性質であれば、遺伝子の意味がないではないか。 プログラムに置き換えてみると次のように例えているに等しい。 プログラムはあらゆるコンピュータ上で実行されており、 コンピュータを使う以上、プログラムを実行することは必然です。