フロントエンド周りの技術は驚異的なスピードで進化し、また多様化しています。それらを全てマスターするのは途方もなく大変なので、ペパボでは、社内のエンジニア・デザイナが「最低限これだけはおさえておこう」というスタンダードを文書化することにいたしました。社内向けを想定した文書ではありますが、社内のみに留めず多くの方に役立てたいと考えたため公開します。 この項目の担当 @hadashiA どうしてフレームワークを使う? (1) ドメインロジックとプレゼンテーションの分離 (2) SPA(シングルページアプリケーション) 流行り廃り (1) MVC (2) MVVM (3) Virtual DOM どれを使う? どうしてフレームワークを使う? (1) ドメインロジックとプレゼンテーションの分離 まずこちらの画面を見てください。 ©任天堂 スーパーマリオワールド スーパーマリオが右にダッシュすると、マ
「WindowsへのCoqのインストール」: 事情があって、AgdaかCoqを触ってみようか、と。 事情というのは、個々の命題の証明(確認)は割と簡単そうだが、命題がイッパイあるのでウンザリな状況のことです。家計簿の計算が筆算だと面倒だから電卓を使いたい、という状況と同様です。 それでCoqのインストールは済んだのですが、処理系の使い方が分からない。個々の操作は覚えていけばいいのでしょうが、そもそもCoq処理系が何をするものなのか? が理解できないのです。Web上にCoqの解説は幾つもあるのですが、「いやいや、そうじゃなくて、それ以前のことがサッパリわからんのですけど」という感じ。スタートラインに立てない。 それで、「Coqの解説」じゃなくて「Coqの仕様」を読んだほうがいいのかも、と https://coq.inria.fr/distrib/current/refman/ (リファレンス
Web上にあるほとんどのHaskellチュートリアルは言語についてのマニュアルのような教え方をしようとしているようです。それらには言語の文法、概念が少し載っていて、読者に対話環境でいくつかの簡単な関数を作るように指示します。よく機能する有用なプログラムの書き方は大抵最後にまわされるか、そもそも省かれていたりします。 このチュートリアルは違う方針を取ります。コマンドライン引数解析から始めて、完全に機能するR5RS Schemeのかなり大きなサブセットの実装まで進みます。道すがら、Haskellの持つI/O、mutable state、dynamic typing、エラー処理、そして構文解析機能を学びます。このチュートリアルを終える頃には、あなたはHaskellとScheme両方がかなり良くわかるようになっているはずです。 このチュートリアルの対象読者は主に以下の2種類です。 LispかSch
公開日2014-12-10タグAdvent CalendarCSSCSS Architecture Advent Calendar 2014の 10 日目。 それまではけっこう頑張っていた。スタイルガイドも作っていた。デザイナーとコミュニケーションをとり、拡張性のあるパーツを作っていった。新しく触る人にも読み方や使い方を説明できるようにしていた。 崩壊は UI デザイナーがいなくなった時に始まった。汎用ボタンは使われなくなった。決まったルールのデザインエッセンスはなくなった。要素間の空白は誰かの感覚で変わった。 なぜ止めることができなかったのか。それは、デザインの改修が少しずつ行われたからだと思う。その改修はいつのまにか始まり、いつ終わるとも決まっていなかった。あらゆるパターンが同居するデザインを CSS は管理できない。改修途中でも平気でブランチが切られていく。デザイナーがやりたい時にや
TOPICS Web , Design 発行年月日 2014年12月 PRINT LENGTH 388 ISBN 978-4-87311-708-9 原書 Designing Multi-Device Experiences FORMAT PDF アプリケーション開発はいまやスマートフォン、タブレット、テレビでの使用も考慮して設計する必要があります。本書ではGoogleの現役UXデザイナーである著者が、複数のデバイスにまたがるUXをどのようにデザインすればよいか、独自の「3C」(Consistent、Complementary、Continuous――一貫性、補完性、連続性)フレームワークに基づき解説します。大手からベンチャーまで、さまざまな事例が取り上げられており、それを参考に実際に試して自分のものとして取り入れることもできるでしょう。また、現状のみならず将来を見据えた視点から書かれてお
■概要 ATLAS ( https://atlas.hashicorp.com/ ) は、Vagrant 等を開発している Hashicorp社 ( https://hashicorp.com/ ) が提供開始したサービスです。これまで提供していた Vagrant Cloud の環境をバージョンアップし、開発環境だけでなく、本番環境への展開や運用を1つのワークフローで実現できるようにしたプラットフォームです。 ATLAS はクラウド上のサービスですが、これまでの Hashicorp が公開してきた Vagrant、Packer、Terraform、Consul を1つの画面上で管理できるようになりました。 以下では、サイト上の説明などを元に、ATLAS についてと、周辺ツールについて整理したものです。 ■ATLAS https://atlas.hashicorp.com/ サイトの説明によ
経験あるプログラマが初心者に言ってしまいがちだが、初心者のモチベーションに悪影響を与えるパターンを指摘する。言った方、言われた方、あるいは聞いたなど、何らかの形で誰もが身に覚えのある内容。 経験のあるプログラマと、プログラミングを習い始めたばかりの初心者の会話の例。 プログラマ : やあ、プログラミングの勉強を始めたんだって?いいじゃないか、何を勉強してるんだい? 初心者 : PHPとHTMLの基礎をやってるんです。MacでTextMateエディタを使ってます。 プログラマ : ひええ、PHPなんて間抜けな言語かよ。Ruby on Railsを覚えて、Herokuにデプロイ、Vimでコーディングした方がいいよ。TextMateなんて初心者向きじゃないか。それから、Node.jsもやった方がいいな。あれはすっっっごくいいぜ。ノンブロッキングIOだからな。ヒャッハー! 初心者 : うーん、そう
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