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ブックマーク / www.ghibli.jp (7)

  • 最終回 始まりは終わり、終わりは始まり - 映画『ゲド戦記』監督日誌

    とうとう今日、公開日を迎えました。 お昼から行われた初日舞台挨拶に先立って、 午前0時から、カウントダウン舞台挨拶と称して、 TOHOシネマズ木ヒルズで鈴木プロデューサーと一緒に 舞台挨拶をさせていただきまいた。 なにしろ司会が、日テレの奥田さん、博報堂DYMPの藤巻さん、 そして東宝の伊勢さんのオヤジ三人衆なので、 いったいどうなることかと思いましたが、 とても手作り感覚の素敵な舞台挨拶になりました。 なにより、たくさんのお客さんからの拍手や 横断幕、花束まで頂戴して、感無量でした。 そして、一夜明けた正午からは二度目の舞台挨拶。 こちらは岡田君、葵ちゃんと一緒でした。 お二人の誠実さに助けられて、 楽しい舞台挨拶でした。 それにしても、岡田くんへの声援の大きさには、 ビックリしてしまいましたが。 その後はささやかな打ち上げがありました。 集まってくださった方たちの笑顔をみていたら、

    mullen
    mullen 2006/07/30
    私のような素人が突然アニメーション映画の監督を務めるということは本当に無謀なことだったと思います。
  • (2) ─絵コンテ・キャラクター・美術ボード(前編)─ - 映画『ゲド戦記』制作日誌

    スタジオジブリ - STUDIO GHIBLI映画『ゲド戦記』制作日誌 スタジオジブリ作品『ゲド戦記』の制作スタッフがつづる制作日誌。映画制作現場で起こる様々な出来事。監督・プロデューサー・スタッフが、映画を作りながら考えていること。ジブリの映画の作り方を映画完成日までリアルタイムレポート! (2) ─絵コンテ・キャラクター・美術ボード(前編)─ ●はじめに 映画「ゲド戦記」の映像は、どうやって生まれるのか。 映画の完成日まで、制作過程を紹介してゆく特集コラム「ゲド戦記はこうして生まれる」。前回は、前口上と題して、映画制作の全体像について、触れました。 今回は、「絵コンテ」について書いてみたいと思います。 次の制作フローをご覧下さい。(クリックすると拡大) 『ゲド戦記・制作フロー』 上部の、赤く塗られているところが、今回と次回で紹介する制作工程「絵コンテ・キャラクター表・美術ボード」です。

  • 映画『ゲド戦記』公式サイト

    原作 アーシュラ・K. ル=グウィン、原案 宮崎 駿、脚 宮崎吾朗・丹羽圭子、監督 宮崎吾朗、プロデューサー 鈴木敏夫、音楽 寺嶋民哉、主題歌 手嶌 葵、声の出演 岡田准一・手嶌 葵・田中裕子・香川照之・風吹ジュン・内藤剛志・倍賞美津子・夏川結衣・小林 薫・菅原文太、上映時間 約115分、配給 東宝、公開日 2006.7.29(土)

    映画『ゲド戦記』公式サイト
  • アナログとデジタルの均衡 - 映画『ゲド戦記』制作日誌

    スタジオジブリ - STUDIO GHIBLI映画『ゲド戦記』制作日誌 スタジオジブリ作品『ゲド戦記』の制作スタッフがつづる制作日誌。映画制作現場で起こる様々な出来事。監督・プロデューサー・スタッフが、映画を作りながら考えていること。ジブリの映画の作り方を映画完成日までリアルタイムレポート! 今日から、「ゲド戦記」R3-4のカッティングが始まりました。 昨日は、カッティングに1カットでも多くの完成映像を間に合わせるための臨時ラッシュ上映が行われ、「ゲド戦記」の完成映像は、810カット(全体の65%)となりました。 ゴロウ監督は昼過ぎから、編集室にこもっています。 『今は試写室で、仮編集した映像を通して観ています』 さて。 この間の日誌で、ジブリでは、デジタルの力を借りながら、手描きというアナログ作業にこだわって、映画を作っている事をお伝えしてきました。 少し前の記事になりますが、4月3日(

  • スタジオジブリ マグナ=カルタ - 映画『ゲド戦記』制作日誌

    スタジオジブリ - STUDIO GHIBLI映画『ゲド戦記』制作日誌 スタジオジブリ作品『ゲド戦記』の制作スタッフがつづる制作日誌。映画制作現場で起こる様々な出来事。監督・プロデューサー・スタッフが、映画を作りながら考えていること。ジブリの映画の作り方を映画完成日までリアルタイムレポート!

  • 第四十七回 写実を超えたリアル - 映画『ゲド戦記』監督日誌

    前に例に挙げた 『太陽の王子 ホルスの大冒険』や『風の谷のナウシカ』といった かつてのアニメーションは、背景美術は一枚一枚が、 「絵」として描かれていたように思います。 しかし現在の時流は、絵画的というよりも、写実的な、 コンピューターグラフィックスのような絵を目指しているようにみえます。 しかし、映画『ゲド戦記』では、 写実的なリアリティーを最終的な目標にはしていません。 あまりにも写実性に囚われてしまうと、 絵だからこそ表現できるはずの自由さを失ってしまうと思うのです。 「絵と写真は別物なのだから、絵ならではの豊かさを表現する」 これが映画『ゲド戦記』の目標です。 リアリズムを優先すれば、 夜中で三日月が出ているからこれくらいの暗さだろう、 と色が決まりますが、 絵画として考えれば、そのシーンをどのように表現したいか、 どのような意味を込めたいかによって、 紫の夜にすることもできれば、

    mullen
    mullen 2006/03/07
  • 映画の主人公には2種類しかない ─キャラクター(1)─ - 映画『ゲド戦記』制作日誌

    スタジオジブリ - STUDIO GHIBLI映画『ゲド戦記』制作日誌 スタジオジブリ作品『ゲド戦記』の制作スタッフがつづる制作日誌。映画制作現場で起こる様々な出来事。監督・プロデューサー・スタッフが、映画を作りながら考えていること。ジブリの映画の作り方を映画完成日までリアルタイムレポート! 映画の主人公には2種類しかない ─キャラクター(1)─ 全国の劇場で「ゲド戦記」の前売り券が発売になりました。 様々な情報が記された、豪華チラシも配布されています! 『豪華チラシの表面』 さて。 今宵は、僕らの中に、ふたりの自分が存在するという事を書こうと思います。 ひとり目は、ありのままの自分。 ふたり目は、こうありたいと願う、理想の自分。 往々にして僕らは、理想の自分と現実の自分との間を彷徨い、その大いなる隔たりを前に、うなだれ、打ちのめされながら、日々をうっちゃっている訳ですが……映画も然り。映

    mullen
    mullen 2006/03/05
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