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ブックマーク / 0xcc.net (6)

  • いやなブログ: Linux の共有ライブラリを作るとき PIC でコンパイルするのはなぜか

    Linux の共有ライブラリを作るとき PIC でコンパイルするのはなぜか 通常、Linux の共有ライブラリを作るときは各 .c ファイルを PIC (Position Independent Code) となるようコンパイルします。しかし、実は PIC でコンパイルしなくても共有ライブラリは作れます。それでは PIC にする意味はあるのでしょうか。 さっそく実験してみます。 int func () { printf(""); printf(""); printf(""); } PIC でコンパイルするには gcc に -fpic または -fPIC を渡します。-fpic の方が小さく高速なコードを生成する可能性がありますが、プロセッサによっては -fpic で生成できる GOT (Global Offset Table) のサイズに制限があります。一方、-fPIC はどのプロセッサで

    mumumu-tan
    mumumu-tan 2018/05/20
    非PICの共有ライブラリを作成することは可能ですが、実行時の再配置に時間がかかり、他のプロセスとテキストが共有できないというデメリットがあります。共有ライブラリを作るには .c ファイルを PIC でコンパイル。
  • いやなブログ: gdb の gcore コマンドを使う

    gdb の gcore コマンドを使う デバッガの理論と実装を読んで以来、デバッガをもっと活用しようという意欲がわいてきました。そこで、gdb について調べていると、 gcore (generate-core-file) というコマンドを見つけました。 gcore は実行中のプロセスの core を生成する gdb のコマンドです。通常、 core ファイルはプログラムが異常終了したときにカーネルによって生成されますが、gdb の gcore コマンドを使えば実行中のプロセスを終了させることなく core ファイルを生成できます。 gcore コマンドは次のように使います。 % gdb (gdb) attach PID (gdb) gcore core (gdb) detach まず attach コマンドで PID を指定して実行中のプロセスにアタッチします (gdb -p PID で起

    mumumu-tan
    mumumu-tan 2018/03/19
    gcore は実行中のプロセスの core を生成する gdb のコマンドです。通常、 core ファイルはプログラムが異常終了したときにカーネルによって生成されますが、gcore コマンド使えば実行中のプロセスを終了させることなく生成可
  • BK通信 - C++ のバッドノウハウ

    最終更新日: 2008-07-08 WEB+DB PRESS Vol. 46 に向けて書いた記事の元の原稿です。 ソフトウェアなどを使いこなすために、ストレスを感じながらもしぶしぶ覚えなければならないようなノウハウ、「バッドノウハウ」がテーマの連載、第3回の今回は極めてBKフル (バッドノウハウが多い) 言語である C++ を取り上げたいと思います。 C++ 再考 いまどきのウェブアプリケーションは PerlRuby などの lightweight 言語で作られているものが多く、 C++ の出番は非常に少ないようにみえます。 ところが、知人などに話を聞いてみると、基的に Perl で作られているサービスでも、性能に効いてくる要所要所に C++ が使われているという話をよく耳にします。 C言語ではなく C++ を使うのは、オブジェクト指向言語ということもありますが、標準ライブラリに

    BK通信 - C++ のバッドノウハウ
  • 誤った判定 - 学校では教えてくれないバッドノウハウ英語 #13 - bkブログ

    誤った判定 - 学校では教えてくれないバッドノウハウ英語 #13 学校では教えてくれないバッドノウハウ英語の13回は、誤った判定(間違った判定)に関する表現を取り上げたいと思います。 スパムフィルタによるスパムの判定や、メモリチェックツールによるメモリリークの判定など、コンピュータの世界では、ソフトウェアを用いて何かを自動で判定することがよくあります。 ここで問題となるのが、誤った判定です。スパムフィルタの例で言えば、「当はスパムじゃないのにスパムと判定された(大切なメールがスパムフォルダに行ってしまった)」と「当はスパムなのにスパムじゃないメールとして判別された(スパムが受信箱に入ってきた)」という2つの場合があります。 英語では前者の場合を false positive、後者の場合を false negative と呼びます。日語では偽陽性、偽陰性となりますが、基的に医学用語な

  • ソフトウェアの肥大化について - bkブログ

    ソフトウェアの肥大化について 肥大化したソフトウェアというとリソースいでメンテナンスがしづらい厄介ものというイメージがあります。しかし、広く使われているソフトウェアは多かれ少なかれ肥大化しているように思えます。ソフトウェアの肥大化はよくないことなのでしょうか。 結論からいえば、必ずしも悪いことではありません。この話題は Joel Spolsky 氏がストラテジー・レターIV:ブロートウェアと80/20の神話で書いています。私が付け加えられることはあまりありませんが、最近、知人との間で話題になったので、少し書いてみたいと思います。 数年前、 Alan Kay 氏の Squaek についての講演を聞きにいったとき、途中でコードのサイズが話題になり、Squeak のコードはこんなに小さい(具体的な数字は忘れました)といって、何千万行もある Windows NT を引き合いに出して、Squaek

    mumumu-tan
    mumumu-tan 2012/03/12
    ソフトウェアの肥大化について考察しました。ソフトウェアの肥大化は必ずしも悪いことではなく、広く使われるソフトウェアでは、ほぼ必然的に起こることだと思います。開発者であれば、肥大化を嘆くより、コードが使
  • yak shaving で人生の問題の80%が説明できる問題 - bkブログ

    yak shaving で人生の問題の80%が説明できる問題 つい最近、 yak shaving (ヤクの毛を刈る)、という言葉を知りました (原典)。これは「一見無関係に見えるけど、真の問題を解くのに必要な問題を解くのに必要な(これが何段階も続く)問題を解くのに必要な活動」という意味の言葉です。 yak shaving は、ようするに「ある問題を解こうと思ったら別の問題が出てきて、それを解こうと思ったらさらに別の問題が出てきて…」ということが延々と続く状況を表しています。ちなみに、ヤクとは毛が長い、牛の一種です。 yak shaving は、以前に覚えた bikeshed と同じくらい便利そうな表現です。というもの、プログラムを書いていると yak shaving 的な状況がすぐに発生するためです。 たとえば、「Amazon のほしい物リストを CSV 形式に変換して Excel で読み

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