クリントン政権が対日貿易赤字是正のための圧力をかけたことが未だにトラウマになって、 「民主党が政権を取ったら日本にまた圧力をかけるぞ」と言い続けている連中がいるけど、いったい何のために? クリントン政権が日本に圧力をかけたのは、米国内の生産業(特に自動車)を保護するためだった。 当時、日本はアメリカにとって最大の貿易赤字相手国だったからだ。 ところが現在、アメリカの貿易赤字相手国の第一位はダントツで中国なのだ。その額は2位以下とはケタ違いに大きい。 その次はカナダ、メキシコが続く。 日本は第4位である。すでに大きな脅威じゃない。 まず、圧力をかけるべきは中国なのだ。 ブッシュ政権が日本に圧力をかけなかったのは親日だからじゃない。 貿易赤字に関してブッシュは年金問題などと同様にほったらかしていただけだ。 ブッシュは中国に対して何もしなかった。 有害な物質が中国製品から発見されても、何もしなか