スイス・ローザンヌにある国際オリンピック委員会本部の前でロシア国旗を振る人(2017年12月5日撮影)。(c)AFP/Fabrice COFFRINI 【12月6日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は5日、ロシアの2018年平昌冬季五輪への参加禁止を発表。同国の国家ぐるみのドーピングで中心的役割を果たしながら、その実情を告発して今回の措置につなげた人物が、IOCの判断を歓迎している。 その人物、グレゴリー・ロドチェンコフ(Grigory Rodchenkov)氏は、かつてロシア国内の薬物関連の研究所で所長を務めていたが、2014年のソチ冬季五輪で実行された巧妙なドーピングの仕組みを暴露し、以降は米国で身を隠しながら生活している。 ロドチェンコフ氏は5日、弁護士を通じて今回の出場禁止処分についてコメントし「IOCが行ってきた仕事を誇りに思う」と話した。 「今回の決定は、IOCの立場を
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