スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16)に対する小泉進次郎環境相の発言が波紋を広げている。小泉氏はグレタさんらの活動について「大人たちに対する糾弾に終わっては未来がない」とし、地球温暖化対策への取り組みは全世代を巻き込むことが重要だとの認識を示した。これに賛同意見がある一方で、「具体案を一つも出さない大人が国際的な活動をしている子どもを説教している」などと批判も噴出する事態に。気候変動への危機は「世代間対立」を深めてしまうのだろうか。 小泉氏は20日の記者会見で「大人を糾弾するのではなく、全世代を巻き込むアプローチを」と強調。グレタさんがスペインの首都マドリードで開かれる国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)に参加するため、飛行機を使わずヨットで大西洋を横断したことを念頭に「正直言って、日本では、みんな飛行機に乗らないと無理ですよね」と指摘し、「日本発のグ