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ブックマーク / jp.rbth.com (6)

  • ソ連の原潜と米空母の衝突事故:核戦争の危機はいかに回避されたか

    1984年、ソ連の原子力潜水艦とアメリカの空母の衝突事故が起きた。あわや核戦争、さらには第三次世界大戦という危機だったが、幸運にも回避された。だが、事態が別に転んでいた可能性も大いにあった…。 1984年3月21日の朝、日海にあったソ連の原子力潜水艦「K-314」の水兵たちには、その後の事態は想像もできなかった。まさにその日、彼らが、アメリカの空母「キティホーク」と衝突事故を起こすなどとは…。米側にとっては、 日海で突如起きたこの“攻撃”は、パールハーバーの奇襲の再現のように思われたかもしれない。 これはまったくの偶発事で、こんな“作戦”は、ソ連原潜の艦長は思ってもみなかった。が、にもかかわらず、この事件は、米ソ両国、さらには全世界の将来に予測不可能な結果を引き起こしたかもしれない。 2隻の艦船はいずれも核兵器を搭載していたので、もしそれが爆発したとすれば、破局的な環境破壊にくわえ、2

    ソ連の原潜と米空母の衝突事故:核戦争の危機はいかに回避されたか
    mur2
    mur2 2022/03/19
  • ロシアでは氷点下50度の中どのように車を走らせるか

    極寒地方のドライバーはエンジン用の毛布を作り、暖かいガレージなしで冬を乗り切る。ところで、タイヤが四角くなるという冗談は、あながち冗談ではない。 ロシアの多くの地域の住人にとって、厳しい冬は、自分自身や機械を適応させなければならないノルマだ。ヤクーツク、ノリリスク、ヴォルクタの極寒は想像を絶するもので、これらの街の生活が冬でも麻痺しないことに驚くほどだ。 例えばヤクーツクでは、10月半ばにはすでに氷点下30度の極寒が訪れる。このため現地住民の大半は、車を春まで外で「凍らせて」おき(アキュムレーターは抜いておく)、公共交通機関に乗り換える。住民が誰でも暖かいガレージを持っていると思ったら大間違いだ。永久凍土のせいでヤクーツクでは地下駐車場は作れない。最近の建物では一階にガレージを作っているものもあるが、これはむしろ稀だ。他の地域と同様、街の住民は路上に車を置く。したがって問題はエンジンの掛け

    ロシアでは氷点下50度の中どのように車を走らせるか
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    mur2 2021/12/29
  • ロシアでもっとも危険な植物のひとつを紹介しよう

    バイカルハナウド(ソスノウスキーのホグウィード)は一見したところ安全で害のないように見え、ディルに似ているからと言って騙されてはいけない。この悪魔のような植物の狙いは、人に泣き叫ぶような痛みを与え、場合によっては死に至らすことである。 ロシア人は夏になると、特別な防護服を身に着け、刃の鋭いスペード(踏みすき)を手に持ち、バイカルハナウド(ラテン名=Heracleum)に立ち向かう。このディルに似た巨大な植物は、命を危険に晒すだけでなく、文字通り道路ぎわから私邸の庭にもどこでも生長する。では、なぜそこまで危ないと言われているのだろうか? バルカンハナウドがロシアにもたらされた背景 第二次世界大戦後の困難な時期、ソ連で農業生産の再興が必要とされる中、バルカンハナウドの物語は始まる。集団農場の指導者たちは、動物たちの飼料問題を抱えており、安価なかいばを求めていた。そして農学者はトルコやジョージア

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    mur2 2020/11/14
  • ロシア人のようになりたいなら、おやすみ前にリャージェンカを飲もう

    耳慣れない名前だからといって恐れないで。ユニークなカラメル味がするスラヴの“焼き”ヨーグルトをぜひ試してみてほしい。 リャージェンカはロシアの乳製品の中でも最高のもので、その味は地球上の何にも似ておらず、発酵乳製品にもかかわらずまったく酸味がない。反対になめらかでクリーミーで、少し甘い。さらっとしているかどろっとしているかその濃度にもよるが、リャージェンカは飲み物とデザートの中間の存在である。 誰がいつ最初にこのレシピを思いついたのかは明らかではないが、最初はウクライナで作られ、それがスラヴ全域に広がったとされている。リャージェンカという名前は、古代スラヴ語で「焼く」という言葉で、その製造方法に由来している。古代ルーシ時代、人々は牛乳とクリームを特別な土鍋に入れて混ぜ、十分にどろっとするまで弱火で何時間も煮た。 リャージェンカはいわゆる“焼いた”牛乳から作られる。これはロシアではかなり一般

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    mur2 2020/08/31
  • 共産主義空手:なぜ本来の空手より残酷で血生臭かったか - ロシア・ビヨンド

    どちらかと言えば残忍な市街戦と共通点の多かったソビエト版空手は、ソビエト地下社会の住人の間で大変人気があった。しかし、これはソビエト政府の極めて否定的な反応を招き、この競技はついに禁止された。

    共産主義空手:なぜ本来の空手より残酷で血生臭かったか - ロシア・ビヨンド
  • 合気道の意外な効用

    年をとってからも身体の運動調整機能を失わず、脳の活動を活性化するには、足の親指を使ったトレーニングが必須で、その最良のものは合気道だった――。このことが、最近のロシアの学者による研究で裏付けられた。 年齢とともに、身体の平衡を司るシステムの働きは悪化していく。だが、この老化現象の進行を遅くするばかりか、逆転させることさえ可能だとロシアの学者達は考えている。そのためには、合気道をやり、親指をふくむ、足の前のほうへの負荷を増やせば、それで十分なのだという。 学者達によると、空間でバランスを保つには、身体を支える部分(足裏)、とりわけ親指の触覚の受容体からのシグナルが、脳にとって不可欠だ。ここには、機械的な刺激に最も鋭い感度をもつ独自のセンサーである「パチニ小体」が、最高に集中している。 実験内容 学者達は、閉経後の54歳から78歳までの女性35人の参加を得て、実験を行った(エストロゲン、別名女

    合気道の意外な効用
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    mur2 2015/09/19
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