2017年末にチケットキャンプの閉鎖が発表され、2次チケット販売市場や高額転売の是非について色々なところで議論が交わされている。チケットキャンプ自体は転売業者向けの不正な手数料の優遇等を行なっていたと報道されており、これが事実なのであれば言語道断であるが、日本全体の世論として、そもそもチケットの2次販売や高額転売自体がけしからんので封じるべき、と単純に主張する流れにはやや違和感を感じる。私自身が直近2年の間にアメリカで経験した4大スポーツや音楽イベントのチケット売買の経験も踏まえて、今後の日本のスポーツ・エンタメ産業の行くべき方向性として、チケット2次転売のあるべき方向性と価格設定について簡単に纏めてみたいと思う。 【チケットの2次転売についての自論】 最近になってチケットの2次高額転売が騒がれ始めているが、昔からダフ屋や金券ショップがチケットの2次転売を取り扱うということはあった。ではな
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